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  Edgar Winter - Dying to Live

 2Pacの生涯を追ったドキュメンタリー映画「Resurrection」のサウンドトラック用にEminemが2PacとThe Notorious B.I.G.の共演曲"Runnin' (From The Police)"をリメイクした際、その下敷きとしたのがEdgar Winter Groupの"Dying to Live"…なんて説明はもう不要ですよね。

 この曲が発表された1971年の前年はThe Beatlsが解散し、Jimi HendrixとJanis Joplinもオーバードースで急逝するなど音楽シーンで非常に重要なトピックが相次ぎました。60年代に急成長を遂げ、若者文化の象徴となったロック文化の立役者たちが次々と姿を消したわけで、その文化をリアルタイムで享受していたミュージシャン=Edgar Winterが多大な影響を受けたこと間違いないでしょう。

 もちろん60年代~70年代初頭と言うと、東西冷戦構造激化といった国際的緊張の高まりから公民権運動・ベトナム反戦運動といった国内の動乱に至るまで、上へ下への大騒ぎが続いたまさしく”激動の時代”でしたから、ミュージシャンである前にひとりの人間として重大な決定を迫られていたのではと思います。彼はインタビューに応じてこう話しています。

 「この曲は激動の60年代をくぐり抜けて様々な価値観が交錯する中、新たな人生を見つけなきゃならなかった俺たちの葛藤を表現している。」

 「90年代の黒人青年たちの心情と通ずるものがたしかにあるかもしれないね。」

 これらを踏まえてEdgar Winterの"Dyint to Live"を、そして2Pac feat. The Notorious BIGの"Runnin' (Dying to Live)"に耳を傾けると、また新たな発見があるかも知れません。

※Edgar Winter "Dying to Live"はネット上で音源を見つけられなかったため、Eminemが作った"Runnin"と同じビート上で"Dying to Live"をカバーしたJonny Langのヴァージョンをお楽しみ下さい。



Edgar Winter - Dying' to Live

 White Trash

Words & Music : Edgar Winter
Album : 『Edgar Winter's White Trash』('71)

▼Jonny Lang - Dying to Live (wmp-audio)
▼2Pac feat. The Notorious BIG "Runnin (Dying to Live)" (LAUNCH.com)

You know I've heard it said there's beauty in distortion.
By some people who've withdrawn to find their heads
Now they say that there is humor in misfortune
You know I wonder if they'll laugh when I am dead

自分の頭で物事を考えなくなった奴らによると
偏見には美点があるらしい
そして 時に不幸は滑稽だと言う
じゃあ 奴らは俺が死んだら笑うのだろうか

Why am I fighting to live if I 'm just living to fight?
Why am I trying to see when there ain't nothing in sight?
Why am I trying to give when no one gives me a try?
Why am I dying to live if I'm just living to die?

戦うためだけに生きているのだとしたら
何故俺は生きるために戦っているのだろう
行く手には何も見えないというのに
何故俺は何かを見ようとしているのだろう
誰もチャンスを与えてはくれないのに
何故俺は何かを与えようとしているのだろう
死に向かって生きているだけだとしたら
何故俺は死にものぐるいで生きているのだろう

Hey, you know some people say that values are subjective,
But they're just speaking words that someone else has said.
And so they live and fight and kill with no objective.
Sometimes it's hard to tell the living from the dead.

物事の価値は主観の問題だというけれど
奴らは誰かが言った言葉を繰り返してるだけ
だから奴らは目的もなく
生き 戦い 殺し合っている
時に 死人と生きている人の区別がつかなくなるよ

Why am I fighting to live if I 'm just living to fight?
Why am I trying to see when there ain't nothing in sight?
Why am I trying to give when no one gives me a try?
Why am I dying to live if I'm just living to die?

戦うためだけに生きているのだとしたら
何故俺は生きるために戦っているのだろう
行く手に何も見えないというのに
何故俺は何かを見ようとしているのだろう
誰もチャンスを与えてはくれないのに
何故俺は何かを与えようとしているのだろう
死に向かって生きているだけだとしたら
何故俺は死にものぐるいで生きているのだろう

Yeah, you know I used to weave my words into confusion.
And so I hope you'll understand me when I 'm through
You know I used to live my life as an illusion,
But reality will make my dreams come true.

ああ 俺の話は混乱しているけど
最後にわかってもらえたらいい
幻の人生を生きてきたけど
現実が俺の夢を叶えてくれるだろう

So I'll keep fighting to live till there's no reason to fight
And I'll keep trying to see until the end is in sight
You know I'm trying to give so c'mon give me a try
You know I'm dying to live until I'm ready
'til I'm ready to die

だから戦う理由がなくなるまで
俺は生きるために戦い続ける
限界が視界にはいるまで
俺は見ようと努力し続ける
与えようと努力するから
俺にもチャンスを与えて欲しい
そして 俺は死にものぐるいで生きる
俺に死が訪れるまでは



▼Edgar Winter 『White Trash』のレビューは井の頭ロック塾レビューさんがお薦めです。
▼2Pac feat. The Notorious BIG "Runnin' (Dying to Live)"の歌詞・対訳は2Pac Japan.netさんのこちらのページに掲載されています。
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コメント

RE:

EDGER WINTERのDYING TO LIVE感動しました。曲もさることながら歌詞がすばらしい。2PAC(EMだけど)の方は
「戦うためだけに生きているのだとしたら
何故俺は生きるために戦っているのだろう
行く手には何も見えないというのに
何故俺は何かを見ようとしているのだろう
誰もチャンスを与えてはくれないのに
何故俺は何かを与えようとしているのだろう
死に向かって生きているだけだとしたら
何故俺は死にものぐるいで生きているのだろう」
と問いかけているだけなのに対しオリジナルでは
「だから戦う理由がなくなるまで
俺は生きるために戦い続ける
限界が視界にはいるまで
俺は見ようと努力し続ける
与えようと努力するから
俺にもチャンスを与えて欲しい
そして 俺は死にものぐるいで生きる
俺に死が訪れるまでは 」
とポジティブっていうか自分なりに答えが出たって感じで好きです。PACのRUNNINの方にも最後のコーラスのとこに(最後のコーラスの前はPACのヴァースだし)にだけこの歌詞が使われてたらさらに名曲になったと思うんですが…。
最後の「俺は死にものぐるいで生きる俺に死が訪れるまでは」
ってとこなんてPACの人生を総括してるようにも思えるんです。

ちなみに関係ないんですけど自分はPPGさんのサイトにも時々書き込みするんで見かけたら声かけてください。

RE:HOWさん

書き込みありがとうございます!
PPGさんのサイトでは感想掲示板の設置やレビューの
お手伝いさせてもらったりしてます。
Greatest Hitsのレビューも書かせて頂きました。
HOWさんのお名前もなんとなく見覚えあります。
どうぞ宜しくおねがいします。
Edgar Winterのこの曲を使ったのは
さすがエム!って感じですね。
でもおっしゃるようにラストの前向きな結論も
曲中で活かすことができていたら、
もっと感動的な名曲になったかもしれません。
Edgar Winterもこのヴァージョンは気に入ってるようですよ。
てか若い世代に大人気のラップ界のカリスマに使用された
ってことで、宣伝材料にばんばん使ってるみたい(笑)。
勲章みたいなもんですかね。

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