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  ヒップホップな女王様はお好き?

 20050127030326.jpg
The Kleptones
A Night At The Hip-Hopera (DL1,DL2)

はいはいはい。どうもーっ!
管理人の、魂小僧番匠であります。
いやあ。人間の創造力って改めて凄いもんですな。
何がってぇと、あんた、
白人のカントリー&ウェスタンと黒人のリズム&ブルースが
ばすっ!とガチンコ衝突して、
ビル・ヘイリーが時計の周りでロックしちゃったのが1955年。
それからあれよあれよと言う間に、
ビートルズさんやらローリング・ストーンズさんやらが登場して、
ロック文化が一気にパーッと花開いて、
その後様々な音楽スタイルが生まれたのは皆さん、
ご存じのとおりであります。
でも80年代終わりのHR/HMブームで音的には
行き着くところまで行ってしまったというか、
もうこれ以上過激なもんはできませんわって話になってですね、
あたしなんかも、「もうロックも終わりかねぇ」
なあんてしたり顔で、
友人と軽音サークルの部室で話しながら、
「そろそろジャズでも聴こうかな。」
てな感じで、吸えない煙草の煙くゆらしつつ、
ちょっと大人のふりなんかしたもんですぞ。ふふふ。

ところがどっこい、華やかなロック進化論の裏側で、
着実に、したたかに、
新しい音楽文化が育まれておったんですなぁ。
それがまぁ、いわゆるひとつの、ヒップホップですわ。
ファンクやソウルのレコードからビートだけ取り出して
それに「お前の母ちゃんデベソ」的な悪口なんぞを載っけて、
最後の仕上げに、DJのあんちゃんが、
きゅきゅきゅのきゅ~!てな感じのスクラッチ被せる。
驚いたことに、これだけで立派な、
音楽エンターテイメントとして成立するんですなあ。
で、こいつが、ロックが行き詰まりを見せた途端、
表街道にぶわーっと溢れだして、
今度は言葉の過激さを競いあおうじゃねぇか、
なんてなことになりまして、
最初はそりゃハマーさんみたいなのもおりましたけど、
その後はN.W.A.一派が切り開いたギャングスタ・ラップ大流行ですわ。
2パックさんやビギーさんみたいな巨星が凶弾に倒れた後も、
その傾向はいまだもって変わらず、
バンバン、チキチキ、バンバン、チキチキ、
てなもんで、みんな自分が如何に過激でヤバイ奴か、
今日も熱心に競っておりますなぁ。

でもやはり飽きってのは常にあるもんでして、
「ヒップホップに興味はあるけど、なんだか最近つまんねぇぞー」
なあんてな不穏分子が出てきましてね。
まぁこういうのは大抵ロック好きなんですわ。
物事を斜から見て、ちょっと人と違ったことをしてやろうってのは、
ロック精神の基本ですからなあ。
てなもんで、そういったヒップホップに耳慣れして、
その上、テクノロジーにも精通してますぞ、
なんて小生意気な、新世代ロック小僧がやり出したのが、
ここで紹介するマッシュアップであります。
って、このザ・クレプトーンズさんが、
どんな素性の方なのか、
わたしまったく存じ上げませんけどね。
まあ、ようするに、クイーンさんの名曲と、
エミネムさんとか、オール・ダーティ・バスタードさんとか、
ビースティ・ボーイズさんみたいな方々のラップを
勝手にくっつけちゃってるんですわ。
するってえと、ジェイZさんの『The Black Album』と、
ビートルズさんの『White Album(通称)』を勝手にくっつけちゃった、
デンジャー・マウスさんの『Grey Album』が思い起こされますけど、
あれははっきり言って、
「黒と白を掛けあわせて灰色にしちゃえ!」
なんてなもんで、
駄洒落好きなオッサンが考えた、
最初に結論ありきなマッシュアップだったんですな。
だから、「ビートルズを侮辱してるとは言わないけど、
無理矢理権利を侵してまで発表する必要があるのかしら?」
なあんてな意見もあちこちで聞かれまして、
正直あたしも首をひねったクチなんですわ。

でもでも!このザ・クレプトーンズさんは違いまするぞ。
こちらはクイーンの超有名曲に合いそうなラップを、
あちこちから拾ってきて、
さらに場合によってはケリスさんの歌もくっつけちゃったり、
有名映画の台詞を入れ込んでみたり、
クイーンのトラックも再構築しちゃったりなんかしましてね。
完全音楽志向で、無理がないんですわ。
とにもかくにも、何故にデンジャー・マウスさんが持て囃されて、
ザ・クレプトーンズさんがまったく注目されてないのか、
わたしには理解しがたいほどの完成度を誇るこの作品、
ここは皆さん、耳をダンボのようにでっかくして、
元ネタの味わいもじっくり堪能しつつ、
このひねくれたロック魂とヒップホップ感覚の見事な融合を、
是非一度、聴いてみてちょーだいっ!

※異なる作品を掛けあわせた
著作権問答無用作品の紹介ということで、
こちらの紹介文も影ながら愛読させて頂いている
井の頭ロック塾レビュー」さんのレビューと、
わたくし魂小僧のマッシュアップ形式で書いてみました。
ちと後半息切れで企画倒れな気配濃厚ですが…(゚ー゚;Aアセアセ
もちろん無許可です。

※参照:Sawney Bean's Caveさんのこちらの記事



トラックリスト&元ネタ一覧

01 - Precession
- Queen, "Procession"

02 - See
- Queen, "One Vision"
- KRS-One, "Hip Hop v. Rap" (lyrics)
- Grandmaster Flash & The Furious Five, "The Message" (lyrics)
- Kelis, "Milkshake" (closing sample)

03 - Live
- Queen, "Keep Yourself Alive"
- Afrikaa Bambaataa & Family, "Got to Get Up/Just Get Up and Dance" (thanks, Eric!)

04 - Bite
- Queen, "Another One Bites the Dust"
- Justin Timberlake, "Like I Love You" (intro)
- Ol' Dirty Bastard w/Kelis, "Got Your Money" (lyrics)

05 - Jazz
- Queen, "More Of That Jazz"
- Queen, "We Will Rock You" (vocal sample)
- Taskforce, "Tears on my Pillowcase" (?)

06 - Rock
- Queen, "We Will Rock You"
- Iggy Pop w/Peaches, "Rock Show" (intro)
- Killa Kela, "Heavy Artillery"

07 - Love
- Queen, "Tenement Funster"

08 - Fight
- Queen, "Fight from the Inside"
- Dilated Peoples, "Marathon" (lyrics)

09 - Fuck
- Queen, "Seven Seas of Rhye" (thanks, Randy!)
- Queen, "Keep Yourself Alive" (thanks, Eric!)

10 - Play
- Queen, "Play the Game"
- De La Soul, "Much More" (intro, thanks Modofo)
- Electric 6, "Gay Bar"

11 - Ride
- Queen, "Bicycle Race"
- Eminem, "Slim Shady"

12 - Sniff
- Queen w/David Bowie, "Under Pressure"
- Belinda Carlisle, "Heaven Is A Place on Earth"
- Vanilla Ice, "Ice Ice Baby"
- Prince Paul w/De La Soul, "More Than U Know" (lyrics)

13 - Ridicule
- no music

14 - Plan
- Queen, "I'm Going Slightly Mad" (thanks, Matt!)
- Herbaliser w/Latyrx, "8-Point Agenda" (lyrics)

15 - Break
- Queen, "I Want to Break Free"
- Aaliyah w/Timbaland, "Try Again" (intro sample)
- Beastie Boys, "Shake Your Rump"
- Beastie Boys, "Body Movin'"
- Beastie Boys, "Alive"

16 - Listen
- Queen, "Radio Gaga"
- Beastie Boys, "Shake Your Rump"
- Beastie Boys, "Intergalactic"
- Beastie Boys, "Root Down"

17 - Work
- Queen, "Machines (Back to Human)"
- Missy Elliott, "She's A Bitch" (lyrics)

18 - Come
- Queen, "Spread Your Wings" (thanks, Gordon!)
- Common w/Erykah Badu & Q-Tip, "Come Close" (lyrics)

19 - Expose
- Queen, "Flash"
- Brandy, "The Boy Is Mine" (intro)
- Beats International, "Dub Be Good To Me" (SOS Band/Deborah Cox cover)

20 - Jerk
- Queen, "It's A Kind of Magic"
- Morris Day & the Time, "Jerk Out" (lyrics)
- Detroit Grand Pubahs, "Sandwiches"

21 - Save
- Queen, "Save Me"
- DJ Vadim w/Atmosphere, "Edie Brikell" (lyrics)

22 - Stop
- Queen, "Don't Stop Me Now"
- Looptroop w/Chords & Timbuktu, "Heads Day Off" (huge thanks, Shane!)

23 - Question
- Queen, "Who Wants to Live Forever?"
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コメント

RE:

勝手に"師匠"扱いして(もちろん無許可で)、トラックバックしてみました~。いつもながらの素敵な情報をありがとうございます。

RE:

すいません!
トラックバックの仕方が分からず、ただのコメントになってしまいましたm(--)m

RE:p-parkさん

洋楽師匠だなんてとんでもない!
早速遊びに行かせて頂きましたが素敵なブログじゃないですか。
つか僕は井の頭さんの文体を模倣するのに手一杯で、
肝心の中身についてはほとんど触れずじまい。
なんだかよくわかんないエントリーになっちゃいました(^^;
でもp-parkさんは簡潔に聴き所をまとめてらして凄い!
やっぱこうでなくちゃと反省(笑)。
TBはどうも御自身のサイトに飛んじゃったみたいですね(^。^)ゞ

PS.貴サイトをうちのリンク集に加えさせて頂いて宜しいでしょうか?

RE:

DLしますた。これはいいですね。
グレイアルバムはどっかの洋雑誌が2004のNo.1に選んでましたけど、
???と思いました。話題だけでしたもんね。
そういえば「The Beastles」ってマッシュモノのが
あったと思うんですけど、どうなんでしょ?


RE:

どうして”師匠”の申し出を断れましょうか!
こちらこそリンクよろしくです、はい。
ネタにつまったら、また便乗しちゃうかもしれませんがお許しを~♪

RE:QUEENマッシュアップ

>プチコさん
Grey AlbumはEMI本社が販売差し止めにしたとかで、
当時「遊びだからいいじゃんよ」とするエントリを八割がた書いたんですが、
よくよく聴いてみたら芸術として擁護するほどの出来でも
ないなと思えてきて結局アップしませんでした。
ロック系メディアの方でやけに受けてましたね。
作ったDanger Mouseも一気に名前が売れて引張りだこ状態だし。
よくわかんないや。
The Beastlesも聴きましたが、Grey Albumよりはまとまってた。
でもビースティーズがさほど好きでないので一回聴いてお蔵入り。
The Kleptonesのビースティーズネタ(Radio Gagaのやつ)は
めっちゃ気に入ってるんですけどねん。

>p-parkさん
では早速貼らせて頂きます~。
既にリンク済みのT.IikawaさんやPRINCE_CONTROLさんも
プリンス繋がりなんですが、今後はもっと
異端派ブラックミュージックの横の繋がりを
広げていきたいと思ってます。
p-parkさんのサイトにも僕の存じ上げないプリンスファンの方が
多数集われているようでチェックさせて頂きます!

RE:はいはいはい。どうもーっ!

はいはいはい。どうもーっ!
信頼と実績の『井の頭☆★ROCK塾』
あたしが、塾長の、J.B番匠、まさにその人であります。
だはははは。
すんばらしい、レビューですなあ。
あたしんとこの、レビューを、お読みいただいてるなんて、
あたくし、心から、感激いたしましたーっ!
また遊びにまいりますので、
よろしく、どんじょーっ!

RE:J.Bお師匠様

うおおおっーーーーー!
塾長、はじめまして!
勝手に文体パクってすいませんっ(汗)。
うちは信頼も実績もございませんので、
信頼と実績の『井の頭☆★ROCK塾』さまに
あやかってしまいました(笑)。
いやぁ、塾長自らおこし頂けるとは、魂小僧番匠改め、
魂小僧もぐり聴講生@井の頭ロック塾、
感激で涙がちょちょ切れそうでありますっ。
自分は王道からやや逸れ気味なアーティストばかり
に目と耳がいきがちなひねくれものなので、
ロック名鑑で紹介されていそうな王道から、
渋めの隠れ名盤まで、豊富な知識と抱腹絶倒のユーモアで
たくさん紹介して下さる塾長はまさに師匠であります。
これを気に今後ともどうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m

RE:初めまして

初めまして☆
The KleptonesがあまりにもカッコいいのでTBさせていただきました、ご了承下さいm(__)m

クイーン愛してる!の私には最高でした!
(違和感を感じるファンもいるかもしれないけど・・・)

RE:ココさん

ハジメマシテ。
最近、過去のロッククラシックスとラップをミックスした
この手の音源がネットを中心にあちこちで聴けますけど、
これは僕がこれまで耳にしてきた中でも1,2を争う
完成度の高さだと思います。
クイーンは今後、ラップのサンプリングネタとして重宝
されるかも知れませんね。

RE:よろしくお願いします

こんばんは、2度目まして。
またKleptonesでTBさせていただきました。
さらに、私のブログから直リンクも張らせていただきましたが、ご許可を頂く前に載せてしまいましたので、不都合でしたら削除しますので、ご一報くださればありがたいですm(__)m

ダウンロードしてからというもの定期的にこれを聴いていますが、飽きないですね。
聴けば聴くほど、すごいなぁーと感心しています・・・
では、上記の件、よろしくお願いしたします。

RE:ココさん

こんばんわー。
リンクもTBも完全フリーですので
どうぞお気になさらずに。
というよりありがとうございます(^o^)
Kleptonesのリーダーは
Eric Kleptoneって言うんですね。
笑えますw

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どーしても言いたいこと

クイーンの1981年発表のアルバム<Hot Space>このアルバムの11曲目、クイーンとデヴィッド・ボウイの競作「Under Pressure」私の大大大大大大大大大大大大好きな1曲!歌詞は、<世界が破滅に向かっている中、もう一度愛を取り戻すことは出来

くれぐれも御内密に

これね~、実は紹介するべきか否か、かなーり長いこと(3ヶ月ほど)悩んだんですよ~だって正直、無許可みたいだし、もしかしたら違法!?かもしれなかったので・・・で、一応Googleってみたんですよ、ホラ、アタシって小心者だからさぁそしたら、海外サイトではた~くさん

David BowieのTin Machine ~ ロックが どうかしましたか?(パクってます)

      ブログっていうのは、”WEB ” と”LOG”というコンピューター用語が合わさった言葉らしいけど今世紀初頭の、この”流行りモノ”は日本国内にとどまらず、むしろ、海外のユーザーの、その盛り上がり方はハンパじゃない。例えば、今や自分でネット・バンク

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