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  2005上半期ベストアルバム

今年も前半六ヶ月が終了したので、オルタナソウルエイリアンの魂小僧が選ぶ上半期BEST ALBUM、上位20作品を発表します。


ザ・ウェイ・アップ(初回)
No.1 Pat Metheny Group
The Way Up
Jazz

Arular [Bonus Track]
No.2 M.I.A.
Arular
Alternative

S.O.N.O.G.R.A.M. 
No.3 One.Be.Lo.
S.O.N.O.G.R.A.M.
Hip-Hop

NASHVILLE
No.4 Josh Rouse
Nashville
SSW

True & Livin' 
No.5 Zion I
True & Livin'
Hip-Hop

State of Mind
No.6 Raul Midon
State of Mind
Neo-Soul

Out of Exile
No.7 Audioslave
Out of Exile
Rock

Album II
No.8 Kem
Album II
Neo-Soul

Guero
No.9 Beck
Guero
Alternative

All Maps Welcome
No.10 Tom McRae
All Maps Welcome
SSW



State of the Arts
No.11 Afu-Ra
State of the Arts
Hip-Hop

B0006OJ6R8
No.12 O.C.
Starchild
Hip-Hop

サムシング・トゥ・ビー(初回) 
No.13 Rob Thomas
Something to Be
Rock

Gemini: Good vs. Evil [Bonus DVD] 
No.14 Krayzie Bone
Gemini : Good vs Evil
Hip-Hop

Mighty Rearranger
No.15 Robert Plant
Mighty Rearranger
Rock

Devils & Dust
No.16 Bruce Springsteen
Devils & Dust
Rock

Be
No.17 Common
Be
Hip-Hop

Rebel, Sweetheart
No.18 The Wallflowers
Rebel, Sweetheart
Rock

Beauty and the Beat
No.19 Edan
Beauty and the Beat
Hip-Hop

Dreaming Wide Awake
No.20 Lizz Wright
Dreaming Wide Awake
Jazz/Neo-Soul

充実しすぎな今年の上半期でしたが1位は満場一致でPMGの『The Way Up』。ジャズだけど電化マイルスのような難解さはなく、かといってフュージョンのようなヤワさもなく、メセニー音楽としか形容のしようがない唯一無二のサウンド…というのは以前からのことですが、ドラムスが前作から Antonio Sanchez に代わったことでさらに土台が安定し、打楽器による微細なニュアンス表現も可能になって数段レベルアップしたように感じました。加えて Cuong Vu のトランペットに、Gregoire Maret のクロマチック・ハーモニカなど、Pat Metheny のギターや Lyle Mays のキーボードに代わってリードの取れる楽器が増えたこともメセニーワールドの可能性を大きく広げたと思います。ひいてはそれが本作のような全1曲70分という超特大ボリュームな宇宙的構成を実現ならしめたのでもあり。発売から半年経った今でも聴き始めると途中でやめれず最後まで聴いてしまうし、その度に新たな感動と発見がある、この名盤。年間ベストどころか、すでにオールタイム名盤リストに格上げして、我が家の家宝となっているのは知る人ぞ知るお話。10年経ったらお宝鑑定団にでも出しますか。

んでもって、世の中的にも話題となっているのが2位のM.I.A.ことマヤ・アルプラガサム嬢。スリランカは少数派タミル族出身、親族には本物のゲリラ戦士がうじゃうじゃ。11歳の時に内戦から逃れるため渡英したのち、名門美術学校でアートの手ほどきをうけ25歳で個展デビュー。かの俳優ジュード・ロウが支払ったキャッシュで音楽の世界に没頭し、トラック製作に日々邁進…という略歴以上に破天荒なサウンドにはおったまげました。ダンスホールレゲエ、クランク、ゴアトランス、バングラ、グライム、レゲトン、ガラージなど、世界中のあらゆる最新ビートをごた混ぜにして、ヒップホップ・フィルターによりエッセンスだけ抽出したかのような痩せぎすビートの破壊力ときたら…!彼女の前では Timbaland & Missy Elliott や Neptunes ですら保守的に聞こえてしまうってなもんですわ。たどたどしい政治的主張を孕んだわらべ歌のようなアンニュイラップもまた、やけに現代的で妙にリアル。「ゲリラなのは親族であって本人はロンドン育ちのお嬢様」とか「奇天烈ビートもブラジルのゲットーミュージック(バイレファンキ)のパクリ」といった非難もあるにはありますが、新たなヒロインの誕生を予感させられましたね。

R&B/Soulは Amerie や Faith Evans など女性モノが盛り上がってたみたいですけど、マライア以外はさして興味もなく、男性モノ中心にウォッチ。当りは多くありませんでしたが、盲目の黒人シンガーソングライター= Raul Midon のファーストとアル・ジャロウの改良型コピーロボット= Kem の二枚目はひじょ~~に良かった。特に Raul Midon はうちのBLOGで取り上げた記事が発端となってmixi内でも話題となり、遠く英国にまで伝播してついにはIncognitoのBlueyが公式フォーラムで大プッシュするなんてところまで行き着いたそうです。これにはちょっと感慨深いものがありました。う~む、これで日本のエージェントは魂小僧で決まりだな ヽ( ・∀・)ノ┌┛ガッΣ(ノ`Д´)ノ

Hip-Hopは Masta Ace, De La Soul, Ghostface, Foreign Exchange, Murs などを輩出した昨年に引き続きインディ・ラップに良作多し。もちろん The Game や Common といった早々に名盤認定を受けたメジャー作品も素晴しかったけど、実はそれ以上に批評家筋からも絶賛されているイスラエルの白人オタク青年 Edan は必聴。One Be Lo や Zion I も Pete Rock を筆頭とするJazzy Hip-Hopが好きなら外せません。ライム内容も硬派かつ知的なので、Rakim や O.C. 系の男気ラップが好きな人もかなりいけるんじゃないかと思います。

Coldplay から White Stripes に至るまで大物によるリリースラッシュに沸いたロックからは、Audioslave、Beck、Rob Thomas、Robert Plant、Bruce Springsteen らがエントリー。 Audioslave は前作のごり押しスタンスからひとつのバンドへと進化を遂げ、70年代ブリティッシュ・ハード・ロックをヒップホップ世代のロッカーが掻き鳴らしているような傑作アルバムに結実。 Beck は『Odelay』に見られたヒップホップ的コラージュを基本としながらも、『Mutations』~『Sea Change』路線のフォークシンガー的佇まいも垣間見せる、遊び心と歌心のバランスがとれた、いわば集大成的作品。 Robert Plant は西アフリカ~中近東へのブルース探求の旅路をツェッペリンサウンドで再訪したかのような第三世界的ブルース・ロックを体現。これまた力作です。ボスこと Bruce Springsteen のストーリーテラーとしての才能は今更言うまでもありませんが、畑違いとはいえ、Common が青二才に見えてしまうほど圧巻でした。

JMB連携TB企画 第43弾/BestMusic@2005年上半期
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コメント

TBありがとうございます

TBありがとうございますm(__)m。
すいません、私の方からTBがうまくいきません、
こちらの問題らしく、そこいらじゅうで弾かれてます(^^;。
Raul Midonの視聴、これ感動モノですね。これはきっと買っちゃいます!

むちょーに

気になる上半期!
1位のJazzには注目ですなー。
ここのサイトを検索したら詳しく出てくるのかな?
それ以外はオサワリすると破産しそうなのでスルーしておきます。

 わはは。

RE:

なんか何気なく見ていたら、Tom McRaeの名前を見つけてびっくり。
魂小僧さんがその辺りも聴くのかという驚きと、
いつの間に新作リリースしたんだろうという驚きもあって、
二重にびっくりです。
あと、結構知らない作品がありますが、
余裕があったら聴いてみます。

RE:上半期ベスト

■califsoさん
いまみたらTBが2重投稿になってました。
すみませんですm(_ _)m
califsoさんが上げられてたRebirthは
サンプルを聴いて気になっていました。
また改めてチェックしたいと思います。
Raul Midonはネットでもフル試聴できるようになったので
上にリンクを追加しておきました。
よろしければご参考ください。
ぼくも最初見たときはあのパーカッシヴなギターに面食らいました。

■maimaiさん
是非ともぼくがピックアップしたヒップホップ三作品
(One Be Lo、Edan、Zion I)を聴いて頂きたいところですが、
男前系じゃないから地味に聞こえちゃうかも(’-’;A 
PMGはほぼ年間1位も確定したようなもんです。
これを越えるアルバムが出てきたら出てきたで
嬉しいんですが^^

■quothさん
Tom McRaeは「生の癒し」なんていうまったく無関係な
邦題がつけられた1stを聴いて以来、独特な耽美的&クラシカル
な世界観に魅せられて、大好きなSSWのひとりなんです。
ちょっとJeff Buckleyにも通ずるところがあるような。
2ndはいまひとつでしたが、三枚目になるこの新作はお薦めですよ。
あまり大きく取り上げられてないのが残念ですね。

RE:RE:上半期ベスト

だいぶ奥にしまっているので、すぐには聴けませんが、
そういえば、確かに1stはよかったですね。

でも、二作目がちょっと明るくなって、かなり微妙だったんで、
買うのをスルーした記憶があります。
三作目の方はおすすめなようなので、購入してみます。

TBが文字化け…

はじめまして。
TBさせていただいたのですが、文字化けしてしまったようです。
削除していただいてかまいません。

--
Beckはやっぱり外せませんね。
あと、Wallflowersの新譜が気になります。
良い感じなんでしょうか。

Raul Midon

こんにちは。
Raul Midonが届きました。そのエントリしたのですがやはりTBが出来ず、、、
良いアルバムに出会えました。有り難うございました。
ぜひぜひエージェントとなって、日本に呼んでください(^^。絶対行きますので(^^。

RE:上半期ベスト

■quothさん
2ndも基本は同路線だったんですけど、
シングルの"karaoke soul"がダメでしたね。
彼の場合、ビートレスで極限まで音数を削った静寂の美メロ
みたいなのが最大の魅力なのに、あのシングルはまったく
普通のロックソングになっていて。
でも今回の新作はその点、心配無用です。
チェロやコントラバスの重く暗い響きに乗ったメロの裏で
小音量の轟音ギターが闇を切り裂いてたり、
面白い音仕掛けがいろいろ。じわじわきます。
ただサイトに書かれていたように、輸入盤としては高値
なのが痛いですね。日本盤も出る気配ないし。
quothさんの上半期ベストも伺いたいです。
SOADが上位に食い込みそうですね。

RE:上半期ベスト

■yssyさん
はじめまして、TBどうもありがとうございました。
TBは相性なのかなんなのか、ときおり文字化けしますね。
どうぞお気になさらず。このまま頂戴しておきます。
Beckは常に新機軸を打ち出してきた革新派の象徴のような人
だけに、従来の集大成ともとれる本作は賛否両論あるみたいですね。
でも、ぼくは単純に曲が気に入ってしまって”賛”でした。
WallflowersはBruce Springsteenと同じBrendan O'Brienが
プロデュースしていることもあり、かなりボス的なサウンドです。
辛い時期を越えた明るさとでも言うんでしょうか、
ただ脳天気に明るいのではなくて、
長いトンネルを抜けて、ようやく光が見えた!という喜びが
満ち溢れているように感じました。
その昔、ボスが第二のディランと呼ばれたことを考えると
妙な感慨もあり、充実作と言っていいと思います。

RE:上半期ベスト

■califsoさん
購入されたんですね!早速記事の方も拝見に伺います。
ギターが超絶テクな以外は、メロも王道ソウルにラテン風味を
混ぜた程度で、さほど斬新な印象はないんですけど、
心打たれるというか、真摯な魂の叫びを感じました。
こちらでライブ音源を幾つか落とせます。
http://www.archive.org/audio/etreelisting-browse.php?
collection=etree&cat=Raul%20Midon
またこちらではデビュー前のアルバムから4曲落とせます。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/stores/
artist/-/digital-music/225007/
どちらも1列にしてブラウザにコピぺして下さい。

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