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  Edan / Beauty and the Beat

B0007KLLC4 Beauty and the Beat
 Edan

 
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過剰にかけられたエコー、逆回転テープ、宇宙的なトバシ、粒子の粗いディストーションギターのサンプル…などなど、ヒッピー文化が隆盛を極めた60年代後半を否が応にも想起させる、なんとも不思議な Edan の2ndアルバム。78年生まれの Edan はイスラエル人の両親を持つ見るからにオタクな白人青年で、イードンと発音するその名はヘブライ語で「永遠」の意だとか。それはさておきサイケデリック・ロックとヒップホップの融合というと、唯一 Common がストイックなまでにアート性を追求した2002年発表の問題作 『Electric Circus』 が思い浮かぶ。しかし80年代後半のいわゆるヒップホップ黄金期に並々ならぬ執着心を持つ Edan の手にかかると、ラップは Big Daddy Kane そっくり、ドラムはひたすら太くベースはぶ厚くミックスしてあるといった調子で、愛嬌たっぷりのカラフル・ヒップホップとなる。それが冒頭のようにサイケに加工処理されているのだから、奇妙奇天烈さが縦横斜めに増幅され、もはや笑うほかなしと言ったところだ。しかしオールド~ミドル・スクールの英雄たちを有名無名とりまぜてトリビュートする M4 "Fumbling over Words that Rhyme" のポップ・ソングとしての完成度には目を見張るものがあり、ユーモアの中にも天才性が垣間見える。ただあまりに奇抜な音が飛び交い、まるで風呂場のようなエコーも延々とこだましているため、わたしは途中で車酔いのような症状をきたしてしまった。その点、トータルタイム僅か34分という物足りなさが逆に長所ともなっているのだが、聴く人をかなり選ぶ作品であることは間違いない。もし60年代にヒップホップが存在していたら…そんな妄想を楽しめる人はとりあえず聴いてみて。
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